ochiba

2026-09-07

落ち葉遊び場とは何か——遊び場と堆肥場は、同じ形をしているかもしれない

落ち葉を運び出さずにその場に積み、子どもが遊ぶうちに堆肥になっていく。落ち葉遊び場という考え方と、そこで起きることの見立てを書いています。

落ち葉の遊び場を地面ごと切った断面のドローイング。中央のくぼみに落ち葉が厚くたまり、そのまわりに人が立っている。右手に葉を落とした大きな木があり、地中には根と土の層が描かれている。

落ち葉が「ゴミ」になる瞬間

森の中では、落ちた葉はそのまま積もって、少しずつ土になっていきます。誰も片づけません。

同じ葉が、公園に落ちると片づけられます。袋にまとめられて、運び出されて、そこからは廃棄物として扱われる。

葉そのものは何も変わっていないのに、人が集めて運び出した時点で扱いが変わる。そこが不思議だな、と思ったところから始まっています。

切り返しという作業

落ち葉を堆肥にするには、積んだ山をときどき崩して、混ぜて、空気を入れる必要があるそうです。切り返し、と呼ばれる作業です。

これがかなりの重労働で、堆肥づくりが続かない理由のひとつになっているようです。

そこで考えたのが、山の上で子どもが遊んだら、それは切り返しになっているのではないか、ということでした。

遊び場と堆肥場の形が似ている

落ち葉が高く積まれた山があったら、登りたくなるし、飛び込みたくなる。掘りたくなるし、投げたくなる。

それは誰かに頼まれてやることではなくて、目の前にそういう山があるからそうなる、という種類のことだと思っています。

踏まれて、崩れて、混ざって、空気が入る。堆肥づくりで人が意図してやっている操作と、遊びの中で起きることが、かなり重なっている。

遊び場と堆肥場は、同じ形をしているのかもしれません。

できた堆肥をどうするか

土になった落ち葉は、地域の中で使ってもらいます。

練馬には畑がたくさんあります。ただ、特定の誰かの畑を当てにして設計するのではなく、必要な人が必要なだけ持っていける形にできたら、と考えています。

まだ絵の中の話です

ここに載せている図は構想のドローイングです。場所も、規模も、運営のしかたも、まだ決まっていません。

2026年11月ごろに落ち葉堆肥づくりの講習会を予定していて、そこがはじめの実地になります。日程が決まりましたら、このサイトと Instagram でお知らせします。

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